人間とウェブの未来

「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。

レンタルサーバ

2018年の抱負 - Webホスティングサービスの技術を体系化したこととその意図について

2018年の電子情報通信学会論文誌BのVolume J101-B No.1(発行日:2018/01/01)「ネットワーク社会に向けたインターネットアーキテクチャ論文特集」に、我々が執筆した「Webサーバの高集積マルチテナントアーキテクチャと運用技術」という招待論文が掲載されま…

mruby-cliを使ってプロセスのfdをリソース使用率を元に解析するワンバイナリなツールpfdsを作った

タイトルのままなのですが、pidから対象プロセスがopenしてるファイルとそのownerを解析し、CPU使用率やMemory使用率と合わせてレポートするワンバイナリなツールを作りました。 というのも、ホスティングにおいては負荷をかけているプロセスについて、リソ…

ApacheのVirtualHost単位でMaxClientsを設定するApacheモジュールをOSS化

一つのサーバに多数のホストを収容するような高集積なホスティングサービス(所謂レンタルサーバ)を提供しようとすると、収容しているユーザ単位でいかにリソースをコントロールするかが運用者には求められます。 そういう状況で、これまでApacheには色々な…

VirtualHostを用いた共有レンタルサーバは静的コンテンツも権限分離しなければならない

共有レンタルサーバのWeb機能提供において、単一のApache httpdでVirtualHost機能により複数のホストを仮想的に処理する場合が多く、その際に重要になってくるのがCGI等の動的コンテンツを適切に権限分離しセキュリティを担保する事です。