思った事
僕が博士課程で研究していた「Webサーバの高集積マルチテナントアーキテクチャに関する研究」という内容で、僕が通っている京都大学大学院情報学研究科博士課程の予備審査にいってきました。研究室は岡部研究室になります。 予備審査は、僕が所属する大学院…
新型コロナウィルスの影響によって、急激に働き方が変わってきた。コロナ禍の初期、大体1年目においては、まだタイトルのような「家族やプライベートを犠牲にして仕事や実績を得ていた」ことから目をそむけることができていたし、なんとなくモヤモヤしていた…
ここ2、3年で目標としていた、IEEE Computer SocietyのFlagship Conferenceの一つとされているCOMPSAC 2020のメインシンポジウムに、ファーストオーサの論文がフルペーパーで採録されました。 送られてきたメールによると、今回のメインシンポジウムのフルペ…
一度大学・大学院を修了した後に、研究職以外に就職した技術者は論文を書かなくなる事がほとんどだと思います。 僕は、一度インターネットのウェブサービスに関する企業で技術者をした後に、大学院に入りなおして同様の分野で論文を書き、現在再度技術者をや…
本日、2018年9月28日が最終出社日でした。正式には10月末をもって、チーフエンジニアとして務めたGMOペパボ株式会社、また、主席研究員として務めたペパボ研究所を退職します。 現職には2015年4月に入社後、実際には入社前から関わりがあったため、それも含…
吉報は突然届くもので、本日、情報処理学会の山下記念研究賞の受賞が決定しました。
自分がこれまでの人生で、自分では予期できないけれど、そのおかげで人生が大きく変わり今の自分がある、そして今もなおその流れに乗り続けられている、そんな「たったひとつの乗るべき電車」とはなんだっただろうか。 今月で自分は35歳になるわけだが、なん…
自分は元々とにかく技術志向のエンジニアであり研究者であった。とにかくコードを書いたり論文を書いたりすることが生き甲斐であった。 そんな自分が数年前に色々考えた結果、マネージャーや経営者の道を志すようになったのだが、その際によく聞かれることが…
実はとても難しいことなのである。 hb.matsumoto-r.jp 上記エントリで述べた通り、僕は結局コードを書き、コンピュータサイエンスを学び、フィードバックを頂きながら試行錯誤してOSSを作り続けることが好きで楽しいからずっと続けられているといった。でも…
2018年7月23日から5日間に渡って開催された、COMPSAC 2018(The 42nd IEEE International Conference on Computers, Software & Applications Staying Smarter in a Smarting World)において併設で開催されたADMNET 2018(The 6th IEEE International COMPS…
この記事は、Pepabo Managers Advent Calendar 2016の3日目の記事です。2日目は、弊社チーフエンジニアhsbtさんの「マネージャが仕事の仕組みを作る」でした。 僕自身は、エンジニア専門職の主席研究員兼シニア・プリンシパルエンジニアではありますが、特に…
先日、アメリカのミルウォーキーで開催されたIEEE Computer SocietyのフラッグシップカンファレンスとされているCOMPSAC 2019に参加・登壇してきました。 ファーストオーサーの論文をメインシンポジウムのNCIWにショートペーパーとして1本、ラストオーサーと…
僕は元々革靴や革鞄、革小物さらには伝統のある紳士服が大好きだ。 その辺りについては、旧ブログでも散々言及してきた。IT技術系の記事よりも力が入ってる可能性もある。
という話を、社内のインフラチーム向けにしました。
先日PHPカンファレンス福岡2016に参加してきました。 一つ前の記事でここ半年の登壇についてまとめており、その中でPHPカンファレンスにも触れる程度にとどめていたのですが、PHPカンファレンス福岡の振り返り記事やツイートまとめの中で多くの方に僕の発表…
という話を新卒エンジニア研修座学の最終回で発表しました。 昨日ちょうど、ペパボ研究所の2017年の実績をまとめており、まだまだ国際化は足りていないものの、だいぶ論文を書いたりしているなぁと改めて思いました。 rand.pepabo.com 実績はサマリーは以下…
僕の場合、実現したいことをコードで書けない時には、ひたすら似たコードを読んで理解して写して…を繰り返す。そのうちに手元に大量の自分のサンプルが溜まっていく。その繰り返しがパターンの細分化を促し、書けるコードの幅を広げていく。書けるコードを気…
僕は大学時代に研究を続けたかったのだけど、当時アルバイトとして働いていたレンタルサーバー会社の中の取り組みがとても高度に思えて、こういう状況を知らずに研究を続けるのは怖いと思って、大学院に行かずに就職した。そして、3年後になんとか大学院に再…
ここ数ヶ月、沢山の国際会議や自分の専門分野外のトップカンファレンスに採録されるような多種多様な研究発表を聞いていた。そんな中、自分の中で各発表に共通するコンピューティングの流れみたいなものが少し見えてきた気がするのでメモしておく。 機械学習…
コードレビューにおいて、レビューする側の人間がレビューされる側の人間に対してどう接していくかという議論はいくつもされてきています。
2014年の振り返りを簡単に書いたので、2015年の抱負なるものを書こうと思います。
mizzyさんの執筆されたオライリー・ジャパンのServerspec本を頂きました。ありがとうございます。そして、執筆お疲れ様でした。 実際の発売日は2015年1月17日です。素晴らしい本ですので、是非ともご購入されてみてはと思います。 O'Reilly Japan - Serversp…
社内での新卒研修を中心になってやってくれている okkunの提案で、キャリア・キーノートという取り組みを行っており、その中でWebオペレーション研修の記念講演ということで、恐縮にも自身のキャリアキーノートについて発表する機会を頂けたのでお話してきま…
今年は2015年4月にペパボに入社して、1年目が終わり、2年目に突入する年でした。 hb.matsumoto-r.jp hb.matsumoto-r.jp その中で、以下のように今年の抱負を書きました。 一方で、技術力の向上について明らかに努力を怠っていた面については反省し、技術力不…
確かに、自分が欲しいもの・他者が必要とするものを作りたい、とか、承認欲求を満たしたい、エンジニア・研究者のアピールとして、とかあるんだけど、それらはやっぱりあくまで付加的な理由であって、僕にとっての一番の理由であり根源的な理由は、「面白い…
エンジニアリングや研究開発について思うことをこれまで色々とツイートしたりしてきたが、それを改めて短編エッセイ集のようにまとめて整理し、自分の行動原理や思考を言語化して振り返っていた。以下目次。
「松本さんは、自分の研究は良いものだと迷いなく自信を持って研究している」と言われることがある。しかし実は、僕は本来コンプレックスが非常に強く、自分の研究が学術で通用するなんて思えなくて、とにかく保険をかけた発言や言い訳めいたことを枕詞にし…
今週は夏休みなのですが、久々にコロナ禍の1年半を通して自分が色々考えたことをつらつらと書いてみようと思います。 コロナ禍になって最初の半年ぐらい、2020年の夏頃まではある程度これまで通り自分の研究を続けたり、毎日研究のコードを書いたりできてい…
研究アイデアや構想の公開 まつもとりースタイルとして、研究開発をしつつあいであがまとまってきたら公開しながらやっていくスタイルをとっていますので、国際会議などの延期に伴い、新しい研究をやり始めているのでそれをアイデアや構想ベースで公開します…
前回のエントリでは,分散型データセンターOSの背景と概要について述べた. hb.matsumoto-r.jp 本エントリでは,さくらインターネット研究所としてのフォーカス領域に基づいて、分散型データセンターOSからさらに踏み込んだ、ユビキタスデータセンター(命名 …