ちくうぇいと君 @chikuwa_IT とインターンで出会ってから、その後彼が中心になって色々と調整頂き、公立はこだて未来大学のITアーキテクチャ特論という授業で講義をする機会を頂きました。担当の松原先生はとても学生思いで優しい素晴らしい先生で、沢山お話させて頂きとても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。ちくうぇいと君に至っては、学部2年生ながら圧倒的実行力によって、学問と両立しながらも軽々と多くの調整ごとを行なっていく姿は感嘆するばかりでした。ありがとうございました。
本講義では、自分のキャリアを俯瞰しながら、エンジニア兼研究者としてどういう生き方をしてきたか、それがどういう研究につながっているか、そして、これからどういう道へ進んでいくのか、という点について自分の考えをお話ししました。その講義の中で気をつけたのは、とにかくこの経験や考えはひとつの例に過ぎず、真似する必要も、そうさせたいつもりもないこと、自ら自分のスタイルを作り上げっていってほしいということをお話ししました。そういう意味では、「自分のスタイルを作って欲しい」という点については伝えたかったように思いますが、それすらも疑って頂いても良い、というようなスタンスでした。
こうやって自分のやってきたことを振り返ってみると、その時その時は行き当たりばったりでやっていたように思えても、実はうまくいった体験に通ずる共通原理みたいなものが見えてきて、それを再度自分の行動原理として試し、検証してみると、またうまくいった、という体験ができたりします。自分のやってきたことを改めて俯瞰して振り返り言語化してみて、その試行を繰り返し試すことで、自分だけの、自分に合った行動原理みたいなものが朧げに見えてくるのだな、ということを認識できたのは自分にとっても良い収穫でした。そして同時に、こういった言語化は、自分の成長にとってとても大事なことだなと思わされました。それによって、現時点での自分の長所や短所、今後やるべきことが見えてくるからです。後は、今のその認識を定期的にアップデートしていくことも大事だろうなと思っています。
スライドの中で最終的にまとめた僕の今の行動原理は、
- 自分を信じて楽しむこと
- あらゆることに関心を持ち共通点を見出すこと
- 継続的に取り組むこと
です。ここに至るまでの過程は山あり谷ありでしたが、きっとそれも今の自分を作り、さらにそこから変わっていくための材料になるのだろうなと思います。
以下の246枚のスライドですが、結構すんなり読めるかと思いますので、是非僕がこの行動原理に至った根拠を面白おかしくご笑覧頂けると幸いです。その上で、また皆さんの行動原理みたいなものを知ることができると楽しいなと思う次第です。