ブログ書くまでがペパボテックカンファレンス!ということで、昨日無事福岡支社で第二回ペパボテックカンファレンスが開催されました。参加して下さった皆さん、弊社までお越し頂きありがとうございました。
「何か発表しません?」とあんちぽさんから言われた時に、各技術についての話については皆さんほんとうに高いレベルでお見せできるエンジニアばかりなので、僕はそれらをもう少し俯瞰して、
- なぜペパボのようなWebサービス会社で研究・開発が必要になってきているのか
- 自分たちにメリットがあるような研究・開発の取り組み方についてどう考えているか
- 企業としてOSSで公開したりアウトプットする意義とその効果について
- 特に最近研究・開発として注力している部分はどこか
等についてお話しました。
所謂大企業の研究所以外の規模のWebサービス会社にとって、なかなか研究・開発というのはメリットを打ち出せずに取り組み難い印象があると思うのですが、少なくとも今回ご説明したようなやり方はそれなりにメリットがあると考えており、活動をしていく中でそれを体験できています。
今後のインターネットにおけるWebサービスはますます進歩し、その速度も非常に早くなっていくでしょう。その中で、他社のサービスから一歩リードし、メリットを打ち出すためには、こういう活動も少しずつはじめていかないといけないように考えております。インターネットに関わる研究者と技術者の活動がリンクしていく、というお話は下記で述べました。
というわけで前置きが長くなりましたが、スライドは以下です。
ペパボのインターネット基盤技術研究・開発の活動 // Speaker Deck
動画も公開されています。僕はトップバッターです。
皆さん長時間お疲れ様でした。
弊社では、mrubyを使う事のメリットに共感して頂き、どんどん導入がはじまっているのですが、今回共感して頂いている人の中にも過去には「Perlはすきじゃない」といった事を言ってなかなか他の言語を受け入れない人もいたので、mrubyを受け入れてくれた事についてはそれはそれで良かったのですが、昔からPerl押しの弊社セキュリティエンジニアが、
「どうしてPerlがダメでmrubyはいいんですか!!!!」
と大声で叫びだした所が懇親会で一番の盛り上がりであった事をここにてお伝えしておきます。